熊野古道を歩く 《大雲取越・小雲取越》


その 3


小雲t7  小雲取り越えの山道は赤木川にかかる小和瀬橋を渡ったところから始まります。この橋は平成14年の春、それまでのつり橋がコンクリート橋に架け替えられました。 橋を渡ってから、しばらくの間急な石段や上り坂が続きます。 この橋のすぐ下流には、昔「小和瀬の渡し場」があったそうです。

小雲t2  小和瀬橋から1時間ほど登りの山道を歩き続けると「桜茶屋跡」につきます。南向きに開けた、たいへん見晴らしのよいところで、小口の集落の一部や、その右上には大雲取山のアンテナも見られます。桜茶屋からさらに少し行くと小雲取越でいちばん標高の高い桜峠(466m)です。

小雲t3  桜峠を過ぎてからは、ほぼ尾根伝いに登りと下りを繰り返しながら木々に囲まれた道が続きます。 桜茶屋からほぼ1時間位でしょうか。うっそうとした森のなかに石堂茶屋があり、さらにもうしばらく行くと古道沿いにひっそりと「賽の河原地蔵」が立っています。

 

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